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真数千手観音その10 津山市清瀧寺の御開帳

しばらくの御無沙汰となりました真数千手観音を訪ねる旅です。

平成29年4月9日に岡山県津山市の清瀧寺の33年に1度の御開帳に行って参りました。
期間は4月8日(土)9日(日)の二日間だけという短いものでした。
今回は同時期に開帳となった伊賀の勝因寺と奈良博の快慶展の初日、興福寺、兵庫県太子町の歴史資料館
の斑鳩寺庫裏の仏像展を二日間で回る強行スケジュールとなりました。
2.jpg
清瀧寺は中国道津山インターから北上すること10分くらいにある東寺真言宗の別格本山です。
といっても御住職一家だけで支えられているお寺です。
清瀧寺3
ちょうど、桜が満開でまさに33年ぶりの御開帳をお祝いしている感じでした。
清瀧寺4
立派な回向柱が建てられ秘仏の千手観音様につながっています。
清瀧寺5
本堂に入ると奥に立派な御厨子があり五色の紐が千手観音像様につながっています。
思っていたより大きい!期待感が一挙に上がりました。
清瀧寺6
お顔は通常の十一面ではなく三面を持った二十七面像です。
清瀧寺7
おー!!まさに真数千手!!
脇手が扇のように広がっている。
美しいお姿。
清瀧寺8
迫力ありすぎです!!
清瀧寺9
40本の手はしっかり持物を持ち、小さい手は何重にも重ねられています。
清瀧寺10
清瀧寺11
像は現状は津山市の指定文化財であるが今回の御開帳に合わせて改めて調査がおこなわれ、江戸期当たりの後補はあるが
もともとは平安中期の作であることが確認され、貴重な作例であり今後の文化財指定が楽しみとのこと。
真数千手観音としてはまったく無名であるが、こんなに素晴らしい像に巡り合えた清瀧寺12
千手観音の脇侍として時代を感じさせる天部像が祀られていた。
清瀧寺13
彫りは浅く地方仏師によるものか、いい味を出している。
清瀧寺14
本堂に祀られていた大日如来坐像
清瀧寺15
不動明王立像
清瀧寺16
本堂以外にもいくつかの堂舎があり、祇園堂なる珍しい堂があった。
中を覗くと
清瀧寺17
珍しい牛頭天王像がある。
薬師如来の垂迹像として江戸時代初期に祀られたとのこと。
清瀧寺18
こちらは十王堂
清瀧寺19
金色の地蔵菩薩を中心に十王が祀られていた。
うすいブルーの髪をした奪衣婆嬢が素敵だった。
清瀧寺20
満開の桜の中での予想を遥かに超える素晴らしい御開帳であった。
清瀧寺21




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