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興福寺 五重塔・三重塔同時開扉

奈良の興福寺で国宝の二塔が同時開扉されているので訪問しました。
同時開扉は「初」というのが今回のウリ文句のようだ!
中金堂の再建勧進の一環としてのことだろう。最近はとにかく特別公開をうまく利用されますね。
ま、心が動いている自分がそこにいますが・・
興福寺リーフレット1
興福寺リーフレット2
さっそく案内看板、すでに心躍ってしまいます!
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真ん中に「塔」と書いてあるポスター、やはりポスターは大事ですね

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二塔の特別拝観料1,000円なり
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特別拝観券と雨の日プレゼントのエコ袋。ちょっと嬉しい
前に作ったものを回しているようだが、センスはいいね
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いつ見ても立派な五重塔(国宝)
廃仏毀釈の時に売りに出されたとは・・
興福寺リーフレット3
もらったパンフレット
興福寺五重塔内部2
五重塔初層内部 (資料元:京都市観光協会)

次は三重塔!
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期間中だけ受付があります。
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三重塔内部
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三重塔内部
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内部の彩色を再現したもの
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辨財天坐像
本来、祀られていたのではなく、客仏として安置されたようだ

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内部
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般若寺 白鳳秘仏特別公開

東大寺から北へ奈良阪を上がったところに般若寺はあります。
コスモスと大きな十三重石塔で有名なお寺です。
今回は白鳳秘仏が特別公開されているので訪問しました。
般若寺パンフレット5
こちらが特別公開用パンフレット(別料金200円)
般若寺パンフレット3
般若寺パンフレット4
般若寺1
今回公開されているのは白鳳時代の小さな阿弥陀如来とさらに胎内仏です。
昭和39年の十三重塔の大修理の時に軸石のところで発見されました。
聖武天皇が平城京の鬼門鎮護として奉納したものと伝わり、更に出来栄えからして曾祖母にあたる持統天皇の念持仏であったとも考えられるようでかなり由緒ある仏さまのようです。
般若寺2
本堂
般若寺3
十三重石(重文)
般若寺4
般若寺5
鎌倉時代の境内図
どこもそうですが今よりは相当広く大きかったことがわかります。
般若寺6
境内に点在している石仏がいい味出してます。も少しすると境内一面にコスモスが咲き乱れるようです。
パンフレットコーナー
般若寺パンフレット1
般若寺パンフレット2




元興寺極楽坊 本尊厨子入智光曼荼羅特別公開

全長11mを超える「元興寺極楽坊縁起絵巻(全二巻)と「本尊厨子入智光曼荼羅(重文)」が特別公開されていました。
平成28年7月1日から9月30日
元興寺リーフレット1

元興寺リーフレット2
なんといってもお寺の名前「極楽坊」(国宝)です。
元興寺極楽坊本堂
元興寺極楽坊本堂2
元興寺極楽坊本堂3
今回特別公開されているのは芳輪館という宝物館です。
元興寺パンフレット3
そして智光曼荼羅を拝観
智光曼荼羅

もう一つの国宝建造物の禅室
元興寺極楽坊禅室
ここの石仏や石塔が古寺らしいいい感じ出してます。桔梗が少し咲いていて撮影にはピッタリ!
元興寺極楽坊石仏2
元興寺極楽坊石仏1

パンフレットコーナー
元興寺パンフレット1
元興寺パンフレット2
昔からほとんど変わっていないパンフレット、世界遺産の名称が追加されましたね!

真数千手観音その3 施福寺の千手観音(和泉市の至寶展)

西国三十三所第四番札所、施福寺に伝わる千手観音が「真数千手観音」の疑いがあり、博物館寄託されている「和泉市いずみの国歴史館」で開催されている「和泉市の至寶・集結!いずみの国の指定文化財」展に行ってきました。
施福寺の本尊は秘仏の千手観音さまですが今回の対象は像高43センチの小さな仏さまです。
和泉市の至宝1
和泉市至宝2

いらっしゃいました。施福寺の千手観音さま
びっしり手が出ています!!
手は扇型の板状に彫り込まれていますが、光背ではないので真数千手観音として登録です!
施福寺千手観音
お姿は図録より掲載
像容から鎌倉時代初期の作と思われるが平安末期の可能性もあるという。
施福寺は千手観音信仰と関わりが深いため、由緒ある古い千手観音像が失われたた際に、前身仏に似せて復古された可能性もあるようで、ロマンを感じさせる千手観音さまだ
通常は公開されていないので遠かったが来てよかった

他にも和泉市内の指定文化財が展示されていました。
多いのはやはり施福寺と松尾寺でした。
展示されている仏像は続きを・・・


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壺阪寺 三重塔特別開扉と千手観音

奈良の壺阪寺の三重塔(重文)が「西国三十三所草創1300年」を記念して初層部分が開扉された。
期間(平成28年8月26日から10月10日)
注:昨年(平成27年)も高野山開創1200年記念として三重塔と多宝塔が同時開扉(二大塔同時開扉)していた。
朝8時半から開いているので一日の時間の組み立てにも有利なため朝一番に訪問した。
三重塔特別開扉
鎌倉時代の仁王門が現れた
壺阪寺仁王門

仁王さまがお出迎え!!
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まずまずの仁王様か・・よく見るとあちこち傷んでいる、修理が必要そうだ・・

参拝路に石像の千手観音がいらっしゃる。これは篤信者の奉納のようです。
持物もしっかりあり、金の色が施され石仏としてはかなり豪華な感じがしますね。
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お目当ての三重塔に到着
壺阪寺三重塔
初層が開扉され、大日如来が祀られています。
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内部及び大日如来は撮影禁止です

礼堂、奥に八角形の本堂がある
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壺阪寺本尊千手観音坐像
ご本尊の千手観音さま迫力半端じゃないですね^^この目を見開いた感じは日本といよりインド的な感じもしますね。よく見ると吉祥天と婆藪仙人のコンビも小さいけど頑張ってます
壺阪寺御影
1300年を機に御影のカラーバージョンが登場
ちゃんと吉祥天と婆藪仙人もいます!
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本堂内にも秘仏が・・・
「子島荒神」という子嶋寺や壺阪寺の中興の祖である真興さんという偉いお坊様がが感得したという荒神さまが祀られているようだ
四臂の俗体神像と書いてある?
毎年12月18日の納め観音法要の時だけ御開帳されるようです。
ただ、ガラスケースにあるのは・・・

他にも大講堂にたくさんの仏像がこれでもかという感じで祀られていました。
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DSC_懸仏2
懸仏(かけぼとけ)
本地垂迹説により鏡に御正体(みしょうたい)として仏像を表している
江戸時代後期に奉納されたものと伝わる

パンフレットコーナー
壺阪寺パンフレット1
壺阪寺パンフレット2

壺阪寺のホームページの仏像紹介
壺阪寺ホームページ




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真数千手観音 その2(福井県 長泉寺)

平成27年度若狭の秘仏特別公開の案内リーフレットの中にどうみても真数千手と思われる写真が小さく掲載されていたので確認と他の特別公開も合わせて訪問しました。
若狭の秘仏リーフレット
若狭の秘仏リーフレット2
現地で手に入れた詳細なリーフレットにはしっかりと真数千手観音と確認できた!
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長泉寺が見えてきた
山門(鐘楼門)をくぐる。現在は曹洞宗の寺院だが元々は天台宗か浄土宗であったようです。
創建は西暦1,407年(室町時代)に若狭国守護、一色満範により北東四百メートルほどの山中に開かれたようです。
現在地には1507年(戦国時代)に移転したようです。
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本堂には本尊の阿弥陀如来坐像(鎌倉時代)があり、お目当ての千手観音はさらにその奥にある開山堂中央に祀られていた。(許可を得て写真撮影)

近づくとあまりの迫力に!!
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脇からおびただしい数の手が出ています。
像高は179cmで鎌倉末期から室町時代の作とされています。
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それにしても手の迫力が半端ない!
この千手観音はもともと本寺である意足寺(現おおい町)の秘仏、観音菩薩立像の御前立であったものを開山堂が造営された19世紀初めに譲り受け安置されたと伝えられています。
こんな豪華な御前立があるのか不思議で、御前立像であれば本尊像も同じ形状の千手観音であるべきでは・・・
住職さんに伺いましたが詳しいことは分からないようです。
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手にばかり目がいっていましたがよく見ると螺髪部分が・・・
仏さまの顔になっている!!
こんなの見たことがないぞ!!
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千手観音は「千手千眼観世音菩薩」が正式な名称だが、こちらは「千手千頭観世音菩薩」のようです。
千手千足観音もインパクトは強かったが、こちらは何かエネルギーの塊のようなものを感じる仏さまでした。
いろいろと不明な点が多いことから文化財としては未指定ですが謎を秘めた素晴らしい千手観音さまで自分的には超おすすめの
千手観音さまです。
今回は文化財特別公開期間の公開ということで訪問しましたが前もって連絡すれば拝観させていただけるとのことでした。
また小浜に行くときには必ず寄りたいお寺です。
長泉寺パンフレット2

お寺で購入した絵葉書
長泉寺千手観音絵葉書

真数千手観音 その1

千手観音は本来、手の数が1,000本あるため、その名がありますが、仏像では造るのに困難なため42本に省略されているのが一般的です。
(千は無数を意味し、ありとあらゆる衆生の悩みを漏れなく救済するの意)
そんな中で初期の時代には実際に千本を表そうと仏師が造像に励んでいます。有名なのが唐招提寺や葛井寺の千手観音です。
唐招提寺
唐招提寺1
唐招提寺 千手観音立像(国宝)
葛井寺
葛井寺千手観音坐像(国宝)

その手の数は限りなく多く、他の千手観音像、どの観音像よりもインパクトが半端ではないと衝撃を受けました。
実際に千本ある千手観音像を一般的な千手観音像と区別するために「真数千手観音」と呼びます。
仏像の案内本には国内に3体しか現存しないなど僅かであるという情報しかありませんでしたが調べていくと他にも現存していることが分かりました。
有名なところでは福井県小浜の妙楽寺や京都南山城の寿寶寺はご存じの方も多いと思います。
ただ、本当に真数と呼べるのは数体しかありませんが、ここでは42本以上あり、1,000本作りたかったけど500本くらいだったという像や手は作れなかったけど光背(仏様の後ろにあるもの)で千手を表そうとしているものも含めて順に紹介していきます。

和顔愛語(わげんあいご)

これから古寺巡拝、仏像拝観の備忘録と共にお寺や仏像が好きな方との情報交換として更新していこう。
タイトルは学生時代にお寺で朱印帳を購入したときに表紙に書いてもらった「和顔愛語」にしようと思う。
わげんあいごと読むそうです。
一緒に書いてもらった友達は別の言葉で、そちらのほうがいい言葉だなと思っていた。
禅宗ではよく使われる言葉のようですが、いまいち意味が分からなかったということもある。
当時はあまり気にいっていなかったなかったけど最近、大切さが分かってきた。

どうでもいいことですが他の候補「吾唯足知」これは自分の座右の銘にしているが、実際は欲をセーブできない(物欲・仏欲)のでやめようと思った。禅語はとにかく素晴らしいが・・。
他に千手観音の別名「蓮華王」偉そうだ!! 
「まるきょうおじさんのお寺探訪録」よくありそうだが、あえておじさんであることを卑下するのはやめよう
「古仏探訪」まともな知識を持っていないのでやめておこう
といこととで、穏やかな気持ちで古仏、古寺の記事を書いていこうと思います。
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