京都の仏像 六角堂の本尊 如意輪観音菩薩御開帳

六角堂は通称である。
正式名称は紫雲山頂法寺
こちらの本尊の如意輪観音さまの御開帳に訪れた。
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西国三十三所の第十八番札でもある。
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山門を入ると目の前に六角堂が現れる。
向かって右側に大きな柳の木がある。
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こちらは通称、六角柳というそうで昔、后との出会いを求めていた嵯峨天皇が夢で告げられた
六角堂に詣でた時、美しい女性がおり、その女性を后として迎えられたそうです。
それ以来、この柳の枝に2本のおみくじを結ぶと良縁に恵まれるといわれ縁結びパワースポット
として人気があるようです。
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六角堂の正面です。
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奥に六角形のお堂があります。
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六角堂は創建以来、幾度の兵火で消失し現在の六角堂は明治10年(1877)に再建されたものです。
では何故、六角形なのか?
それは六道で苦しむものたちに六角の円堂にして、迷い悩む我々の心を円やかな和になるよう
作っているとか、奥の深い話です。
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今回のお目当てのご本尊御開帳です。
西国三十三所1300年記念行事としての御開帳(御開扉)です。
前回の御開帳は平成21年の西国霊場中興の祖、花山法皇千年恩忌として明治10年の六角堂再建以来
136年ぶりの御開帳でしたが、今回もたまたま記念の年になったということです。
平成28年11月5日から11月14日まで開帳。
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こちらが御開帳記念の散華です。いけばな発祥の地らしいきれいな散華です。
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それでは内陣に参拝です!!
10聖徳太子二歳像
こちらのお寺の開基はなんと聖徳太子さま
太子の護持仏ち伝えられるのが本尊の如意輪観音菩薩です。
11六角堂如意輪観音御前立
通常、外陣より拝める御前立の如意輪観音さま
こちらの裏の立派な御厨子の中に本尊さまがいらっしゃいます。
12本尊如意輪観音坐像
こちらが本尊の如意輪観音さま
像高は約5.5cmです。小さすぎて肉眼ではお姿が確認しづらいです。
写真パネルが展示してあり、美しいお姿が確認できます。
いただいた資料によると以下のような説明があります。
本尊と御前立像では少し違うお姿をされています。
御前立像をお造りになった仏師は御本尊が秘仏だったために拝むことが出来なかったためと
考えられます。
頬を当てておられる右手の角度が御本尊では立てておられるのに対し、御前立像は角度が浅く
肘を貼ったような体勢です。
また、御本尊は首をかしげておられますが、御前立像はほぼ真っ直ぐです。
この首をかしげておられる姿は、お悩みになっておられるのではなく、常に私たちの心の内の
悩みや願いをお聞きになるために、耳を傾けておられるのです。(記事を抜粋)
画像資料:すべてパンフレットより掲載
13夢想の像
この如意輪観音さまに心の内を打ち明けられた方に浄土真宗の開祖、親鸞聖人がいらっしゃいます。
親鸞は100日間のお参りの願掛けをして95日目に夢のお告をこの観音さまから授かり
浄土真宗開宗の契機になったという有名な話があり、この像はまさにお告げを聞いていらっしゃる
お姿です。(本尊の右手にお祀りされています)

以下はお祀りされている仏像です。
14親鸞上人草蛙の御影像
15毘沙門天立像
内陣に入ると左上にいらっしゃるのですが暗い中で結構な迫力です。
16不動明王立像

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かわいい十六羅漢
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一言願い地蔵
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こちらもとってもかわいいお地蔵さん
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生花発祥の地、池坊(いけのぼう)の石碑
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生け花に因んだ絵馬
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へそ石
京都の中心といわれています。
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向かいの京阿月でへそ石餅をお土産にする。
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駒札
25パンフレット
パンフレット
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三河の仏像 新城市熊野神社の行慶の仏像

新城市の山中、阿字の七滝という有名な滝の近くに熊野神社はある。
こちらで年に一度、春分の日に収蔵庫が開扉される。
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お目当ての仏像は収蔵庫にある。まずは参拝。
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いかにもひなびた社殿、ここで拝められればすごい感じがする
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収蔵庫内、中央に阿弥陀如来坐像、左に不動明王、右に聖観音菩薩坐像
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阿弥陀如来坐像(鎌倉1244年・行慶作・国重文)
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行慶は仏師の中でも他に名前が出ることはないが「工匠」と名乗っている
ところからも慶派の流れを組む仏師のようだ。
確かに地方の仏師の仕事ではない気がする。
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聖観音菩薩坐像(鎌倉1250年 鏡慶作)像高80cm
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鏡慶も一般的には知られていないが作風から行慶と師弟関係があるようだ
どちらも地方仏らしさはなく洗練とした体躯の美しい観音像であった。
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不動明王立像(鎌倉)
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こちらもいいお顔
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四天王像
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四天王像
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制多迦童子(町重文)
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円空仏
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美しい懸仏もあった
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懸仏 阿弥陀如来坐像(鎌倉・県重文)
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懸仏 千手観音坐像(鎌倉・県重文)
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懸仏 薬師如来座像(鎌倉・県重文)
北条時頼像
北条時宗坐像(市重文)
北条時頼説明

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三河の仏像 林光寺の薬師如来


新城市の林光寺、通称「庭野のお薬師さん」の年に一度(毎年4月の第一日曜日)の御開帳に訪問した。
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あいにく小雨が降っていたが近隣の方だろうか賑わいを見せていた。
参拝者に振る舞いの接待もあって、地方の御開帳の温かさを感じることができた。
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収蔵庫では近くの龍岳院のご住職が法要を終えられたあとであった。
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阿弥陀如来坐像(平安後期1172年 仏師頼与作 国重文)像高130cm
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全体にふくよかな像姿から実際よりも大きく感じる。威厳に満ちたお顔だ
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十二神将たち
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毘沙門天
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目のご利益があると昔から信仰があり、目の絵馬が多くかけてあった。

静岡の仏像 応賀寺の秘仏本尊薬師如来坐像御開帳

應賀寺は浜名湖畔、旧新居町にある高野山真言宗の古刹です。
毎年11月3日の本尊、薬師如来の御開帳と収蔵庫の諸仏にお会いするためにでかけた。
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こちらは浜名湖七福神霊場のもなっている。(恵比寿神を祀る)
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山門
神亀年間(724~)行基菩薩により聖武天皇の勅願寺として開創されたようです。
應賀寺という珍しい名前は「喜びに応じる寺」というところから来ているとのこと。
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11月3日お薬師さま大祭の看板があがっている。
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境内では地元の主婦が振る舞いの準備をしていた。
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本堂 五色の仏旗が美しく掲げられていた。
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宝物館内の諸仏 写真は許可を得て撮影
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阿弥陀如来坐像(県重文)非常に美しいお像です。
像高123.2cm 平安期の穏やかな様式です。
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透かし彫りの光背が美しい
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毘沙門天立像(鎌倉・県重文)像高67.8cm
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均整のとれたお姿
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邪鬼もしっかり踏まれています。
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弘法大師座像(桃山・町重文)
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美しく荘厳された本堂でお昼の12時過ぎに住職様の読経が始まり、御開帳の機会を体験することができた。
その後、御扉が開き、秘仏の薬師如来坐像(鎌倉中期・県重文)をまじかに拝することができた。
90cmくらいの小像であるが実に大きく森厳さを感じるお姿であった。(全高は145cm)
薬師如来
画像資料:パンフレットより

林光寺 千手観音御開帳

真夜中の御開帳で有名な鈴鹿の林光寺を訪ねた。
鈴鹿市内のビジネスホテルに宿をとり、夜11時過ぎにに出発
暗がりの中で明かりが灯っている
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8月10日は四万六千日詣りといって観音さまの功徳が1年中で最大になる日
なんとこの日にお詣りすると四万六千日お詣りしたのと同じになるそうだ
ということは信心深いおばあさんが毎日お詣りしてその日だけ体調を崩し休んでしまうと
その日を狙い、1日だけお詣りした意地の悪いおばあさんの方がご利益をいただけるというもの
大逆転はこんなところにもあるのか
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本堂内は明るく、数人のお参りの方が見える
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地域の人だろうか、順々に観音様との1年に1度のご縁を結んでおられる
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真言宗のお寺なので弘法大師さま、そしてお不動さま
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どうも十二神将のようだ
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薄暗い中で千手観音さんを詣でる。
住職さんから写真はとってもいいけど、霊力が強いから気をつけやと結構な関西弁で教えてくださった。
中は薄暗く、はっきりとお顔は拝めなかったが、それでいいような気がした。
なんともいえない森厳さを感じた
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外の説明板に像容がしっかる写っていた。
像高は108.1cm平安時代で国の重要文化財
住職さんがすごい霊力とおっしゃったのでお顔も怖いのかと思っていたが
とてもお優しそうなご尊顔でした。
その後、もう1箇所の深夜の御開帳のある子安観音寺に向かい、観音様を拝観したが
もう一度、林光寺の千手観音さまにお会いしたくなり閉扉予定の深夜1時に再度、訪れた。
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調度、四万六千日、観音様の閉扉に合わせてお手伝いをしていた方々を呼びよせて
最後の法要が営まれようとしていた。
あんたも入りといわれ中にいれていただく。
宝剣のようなものを頭に当てていただいた。観音様と繋がっているのであろう。
その後、観音様の霊力のようなものを感じる経験をした。
来年も訪れたいと思っている。

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